平成23年5月1日 -しまなみ海道 1日目-
ゴールデンウィークに周った西日本の旅。
今回の旅には、3つの目的がありました。
そのうちの1つが、しまなみ海道を自転車で走ること。
ずっと来たいと思っていた念願の
しまなみ海道をようやく走ること
が出来ました。
しまなみ海道とは、広島県の尾道から瀬戸内海に浮かぶ島々を渡り、
愛媛県の今治まで走る全長約70キロのサイクリング・ロードです。
本当は、自分のクロスバイクを持って来て走りたかったのですが、
しまなみ海道を終えた後の旅程をよく考えて、レンタルにしました。
まずは、尾道港から最初の島、向島へ小型の船で渡ります。
向島側の船着場までは、運河のようなところを通ります(下の写真)。
この日の宿泊地である生口島(いくちじま)を目指します。
しまなみ海道の尾道側の道路には、白線の横に青線が引かれており、
これがサイクリング・ロードを表しています。
向島を少し走るとすぐに瀬戸内ののどかな景色に出会えました。
右に見えてるのは川ではなく、瀬戸内海。水が綺麗です。
しばらく走ると、次の島、因島(いんのしま)へ渡る橋、因島大橋が、
見えてきました(下の写真)。
-因島大橋-
橋を渡るためには、かなり高いところまで登っていかないといけないだろう
と感じました。が、実際に走ってみると、ゆるやかな傾斜で、バックパックを
背中に背負っていましたが、自転車から降りることなく登りきれました。
自転車のことを考えて、うまく設計されています。
-因島大橋-
因島大橋を渡り、しばらく走ると静かな浜に出ました。
黄土色の砂浜に、透明な海水。瀬戸内の海は本当に水が綺麗です。
しばらく休憩をして、出発。
生口島へ渡る生口橋を渡ります。
生口島は、一昨年(2009年)に亡くなられた日本画家の故・平山郁夫氏
の生まれ故郷で、氏の作品を展示している平山郁夫美術館があります。
美術館に寄ることにしました。
2時間あまり鑑賞させていただきました。
すごく良かった!
特に、氏の幼少期の作品がとても印象深かったです。
また、しまなみ海道を走ったら、また寄りたいなと思います。
美術館を後にして、宿を目指します。20分ほど走って到着!
チェックインまで少し時間があったので、宿の前の海岸で、プシュ!
日が暮れていくにつれて黄砂の影響で、空が黄色く染まりました。
-Yellow Sky-
1日目のサイクリング・ルートを、Everytrailに公開しています。
>> Everytrailのページへ
EveryTrail - Find the
best hikes in California and beyond
>> しまなみ海道については、こちらをご参考に
---後記-----------------------------------------------------------------
しまなみ海道は、やはり素晴らしかった!
反対側から走ってくるサイクリストは、みな挨拶をしてくれるのです。
サイクリストの写真を撮ればよかったなぁ、と書きながら後悔(笑)。
次回は、忘れずに撮りたいですね。メモしておかなくては。
東京ではなかなか見知らぬ人と気軽に挨拶することはないように思いますが、
地方に来ると当たり前のことではないかな、と感じました。
しまなみ海道を走る前に、尾道市内を少し散策したのですが、何人かの
小学生に『おはようございます!』と元気に声をかけてもらいました。
2日目は、自分から、もっと声を出して挨拶をしてみようと決意しました。
今回の旅の3つの目的の2つめは、今まで行ったことがない場所に泊まること。
ということで、2つめの目的も初日に達成しました。早すぎですね(笑)。
3つめの目的は、のちほど。
1日目の宿で、滋賀からやってきたサイクリストと知り合い、今まで自転車で
走った中で、おすすめはどこかを尋ねてみました。
『やまなみハイウェイ』
大分の湯布院から熊本・阿蘇までの50キロのこの道路はすごくおすすめとのことで、
このサイクリストは、四国に渡った後に四国から大分までフェリーで渡り、
やまなみハイウェイを走るとのこと。
本当に自転車旅が好きな人なんだなぁ、と感心しました。
旅が終わり、帰宅後にやまなみハイウェイを画像検索してみました。
行きたくなる!
>> やまなみハイウェイの画像です。